平凡ランナーが走り続けたら

感想を書きます。自転車、マラソン

お釣りが10円足りなかった

これは年の瀬のある日のこと。

無性にMonsterを飲みたくなった。

 

スカッとしたくなった。

だったらコーラとかでいいのに、

まあそれは気分。

 

2年前は狂ったようにほぼ毎日飲んでいた。

 

最近はMonsterに頼らなくても生きていけるようになった。大人になったんだなぁ

 

 

 

 

大学内にあるショップに駆り出す。

冬休み期間に入っているので人も少ななである。

 

他に目もくれずドリンクコーナーへ。

遠くからでも分かるあのシルエット、

あの三本線。

 

f:id:you-ge:20191226220118j:image

 

 

あのマークに書き順があるなら絶対こう。

 

f:id:you-ge:20191226162908j:image

 

さながら漢字の川。

 

 

緑と白を迷い、白を選択。

 

だってゼロキロカロリー

飲むという動作でカロリーを消費するとしたら

飲めば飲むほど痩せることになる。

 

つまりトクホなのである。

 

 

財布には、忘年会の為に銀行から下ろした4千円と小銭が3円。

 

「206円でございます」

 

すまんな野口ィ...

と一円を出す。

 

 

1001-206=795 (円)

簡単な算数だね。

 

 

 

何故、今日のこのときに限って確認したのだろう。

普段はほとんどしないお釣りの確認をした。

してしまった。

 

お釣りは795円だ。

 

 

500...と100が2枚と...

..50と...

10が.......

 

いち、にい、さん。

....?

 

いち、にい、さん。

 

おかしい。795円だよな。

10円玉は4枚のはず。

 

 

いちにいさん。

いちにいさん。

 

いちにいさん。いちにいさん。いちにいさん。

 

いーち。にーい。さーーーーん。

 

 

10円足らん。

足らんぞ。

足らんぞ!

 

 

おい姉ちゃん。10円足らんぞ。

 

 

 

 

お釣りを受け取ってから

 

それを財布に入れ

 

一歩、二歩でお釣りを確認し始め

 

三、四、五歩で異変に気づき

 

六歩、目の前に出口

 

 

無情にも自動ドアは開いた。

 

 

 

迷う。

もう遅い?

 

 

2019年、最後の試練に立たされている。

 

 

 

お釣りは既に財布の中だが、

元々小銭入れには3円しか入ってなかった。

証明することは簡単だ。

 

財布の中からお釣りを取り出して

「10円足りなかったよ」の一言でいい。

 

 

 

誰もケチくさいなんて思わないよ

大丈夫だ、キミの大切な10円だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

よし

 

一歩。

踏み出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

ううさむい....

はよ研究室戻ろ....

 

 

 

 

f:id:you-ge:20191226164709j:image

俺の10円大切に使ってくれよな。

 

いつもより炭酸がスカッとした。

 

 

追記:

締め作業で計算が合わなくなり大変という御指摘を頂きました。僕もバイトでレジ番をする身ですが迂闊でした。

気づいたときに直ぐに確認してもらうのが良さそうです。

逆に多く貰いすぎると(気づいた上で)犯罪になるそうで、調べたら逮捕された例も出てきました。

お気をつけくださいませ。

✄-------------------‐✄

最近とあるプロジェクトの文字を書く担当として参加させて頂いております。こんなふざけた内容ではないですが、いつも読んでくださっているあなたに読んで頂きたい内容となっております。