【実録】僕がマラソン中に何を考えているのか
どうも、最近禁酒を1ヶ月で失敗したゆげです。
今回は
と聞かれたのでそれにお答えします。
※ぼくの場合です。他のランナーは知りません。
スタート▶️2k/
気持ち良いいいいいい👌🏼
ヒャッホーーーーーイ
ボランティアスタッフさん「行ってらっしゃい~」
ゆ「わ~い いってきまーす!」
笑顔で手を振りながら足取り軽くパレードラン
▶️5km
人がバラけてきて自分のペースで走り始める。
沿道の老若男女に応援され、気分は最高潮。
え!やっぱマラソン楽しい!
求めていたのはこれだ!
いつも一人で走ってばかりだから楽しくてしょうがない!
▶️10km
いい感じに脚に乳酸が溜まってきてる!
あれ、想定以上に良いペースでビビるな!
このままのペースで行けばサブスリー行けるかもだ~やったぜ~~~~いえいえいえ~~~~!
このままいくぞー
▶️20km
ちょっとモモの裏が痛くなってきたな...
でもダジョウブ、ダイジョウブ
気のせい!
▶️25km
気゛の゛せ゛い゛じ゛ゃ゛な゛か゛っ゛た゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
あ゛
▶️30km
死(歩く)
▶️40km
死(歩く)
▶️42.195km(ゴール)
二度とやるか二度とやるか二度とやるか
誰だこんなスポーツ考えたやつ絶対陰キャだろ!(ガチ失礼)
一生マラソン出らんもう走りたくないもう嫌だもう嫌だもう嫌だもう嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
▶️数日後
マラソンしたい
何も考えてないな
本命レース2週間前に風邪。どう過ごすか
どうもフルマラソンを2週間後に控えたゆげです。
風邪引いちゃいました。
実は、先週初めから喉奥に違和感を感じていました。
気のせいだと信じ込み、プロテインでプラシーボ効果を狙ったのですが、遂に咳き込むようになってしまいました。熱もあり、なかなか寝付けない日が続きます。
本命レースまで2週間です。
そんなときにアスリートはどう過ごすべきなのか、自分なりに考えてみました。
ずばりレースまで時間があれば思い切って休むを選択してください。
今回の場合、2週間と時間があるので休むです。
選手が第一に考えるは自分の身体です。
タイムでも、順位でもありません。
自分の選手生命です。
(このブログを読んでいる方々は趣味で運動している方がほとんどですので、大げさかもしれませんが)
無茶をした先に待っているのはDNS(did not start)です。
風邪をこじらせてDNSより身体を最優先に!
です。
早速矛盾しますが、それでも僕は走ります。
どうしても外せないレースだからです。
僕が走る12月8日の「青島太平洋マラソン」は起伏の少ないコースとしてランナーの間で有名で、自己ベストを狙うランナーが数多く出場します。
まさに今回目標としているサブスリーに打ってつけのレースと言えます。
この大会にかける思いは強く、半年間の練習を無駄にはしたくありません。
これまで培ってきた"カン"を頼りに練習を行います。
決して無茶はしないように。病中のカラダが耐えられるラインから余裕を持って。
休養中は極力走らずに身体の状態を保たせたいと誰もが考えるでしょう。
僕は、スピードを上げた練習のときでもダウンに当たるジョギングは行いませんし、走った後に整理体操もしません。
理由は筋肉の緊張状態を長引かせるためです。
一日のほとんどは大学で過ごすため、走る時間も距離も限られています。ランニングも不定期です。
休養日でも筋肉が疑似的な練習をしてくれているイメージです。脚の状態を保たせたまま次の練習日に繋いでいます。
極力短い距離で心拍数を上げたり、筋肉を使う練習をして、あとは全て休養に充てます。
ちなみに非推奨です。
どうしても病気や怪我は避けられないことです。しっかりと自分の身体に向き合い、よく観察すること。分からなければ症状に合った機関に相談をすること。
練習や休息について考える良いきっかけにもなります。
しっかりねます。 ゆげ
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青島太平洋マラソン準備編
6月にランニングを再開しました。
理由は、もう一度陸上に触れたいと思ったからです。
ファンとしても選手としても。
僕は3000mSCを専門にしていました。
非常に過酷で危険な種目です。
(水色のユニフォームが僕です)
上の写真を水郷と呼ぶのですが、これがこの種目のキーです。
水郷に近づくと各々自分のスペースを確保しだします。
水郷を越える際は、歩幅を小さくしてタタタッと駆け込んで飛び越えるのが一般的です。
そのため、他の選手と間を開けておかないと巻き込まれてしまうし、着地後も詰まってしまいます。
特に1,2周目は集団で水郷に突入するので注意が必要です。
忘れもしない高校最後の大会
インターハイ予選 二周目です。
他の選手とのスペースを気にする余り、近づくハードルとの距離を見誤ってしまいました。次の瞬間
脚をハードルの手前に引っかけてしまい、頭から水郷に落ちてしまいました。
幸い、後ろからきた選手の下敷きになることは免れましたが、全身水郷に浸かりびしょ濡れ、膝から流血、腰を痛めなんとか完走するも当然予選落ち。タイムも自己ワーストとなりました。
小学校4年生から始めた僕の陸上競技の9年間は終わりました。
こんなもんだろ
と思っていました。
言葉にするのはとても難しいのですが
大人になったら考えが変わりました。
まだまだいけるやろ
というような軽いノリです。
多分、こういうのは後付けでなんとでもなるから、まずやってみます。
そして12月9日の青島太平洋マラソンに出場予定です。
目標はサブスリー。
サブスリー達成者はマラソン人口のたった3%!イバラの道です。
それでは10月までを振り返ってみましょう。
6月24日
4時に起き、眠い目をこすりながら外へ出ました。
ストレッチもぼちぼちに、このくらいかなと適当に走り出します。 キロ6分で心臓バクバクです。
イメージしていたのはキロ4分を淡々と走る高校時代の自分ですから ラップタイムを見て愕然としました。
そんなわけがないと言い聞かせ、ひたすらに走りました。
とにかく走りました。
結局、第一週目は計58キロ。
完全にオーバーワークです。
いま振り返っても相当無茶したなと思います。
土砂降りの中も走りました。
7月の初め、高校3年生以来、四年ぶりにシューズを購入しました。
Zoomペガサス36です。
ネットの評判も良く、比較的安価で 練習からサブレースまでこなせる万能シューズと聞き購入しました。
最近人気の厚底シューズです。
このシューズ一言で言うなれば
足をしっかり包み込むことで多少の重さを感じさせない高反発シューズです。
さすが人気のシューズという感じ。
これはランニングが捗ります。
「厚底は重く、練習用シューズでレースには不適。
レースは薄底の超軽量シューズ。」
そう言われていました。ここ数年前の話です。
たったの数年で常識は変わってしまいました。
先日のMGCを見れば分かる通りです。
選手の足下、厚底です。
どのマラソンレースでも、プロアマを問わずヴェイパーだらけです。
さて、
秋口に入る前に距離を踏んでおきたいと考え、 ハーフマラソンを敢行しました。
結果としてこれが失敗になります。
ランを開始してからたったの二週間。
総走行距離は100キロを越えました。
身体がついてくるはずもなく、右膝痛と腰痛を患います。
週3~4回のランが0(or1)回まで減ってしまいます。
その後、治ったり治らなかったりを繰り返します。走ってきた分を無駄にしたくなかったため調子の良い日を見計らって走っていたからです。
そんな中、東京へ遊びに行きます。
成田トラックレーンみたいで
— ゆげ (@yu326k_ho) 2019年7月14日
いつ来てもダッシュしたくなる pic.twitter.com/oAdNhy1ROm
これは結構賛同してもらえた
皇居ランをしに神田へ。
聖地みたいなもので、昼夜を問わず沢山のランナーがジョギングを楽しんでいます。
ランニングイベントでしょうか、ストレッチをしている集団もちらほら見かけます。
各々が好きなペースで走っているので、ソロで走るより丁度いい集団に着いていくのも良さそう。
僕もおじさんの集団の少し後ろにつきました。
皇居の外周を走る6人集団
と2m離れて俺。
NRCによるとペースは4'50"でそこまで難しい設定ペースじゃありません。
しかし5キロをこえたところで、きつくて少し離されてしまいます。
対して、おじさん方は時たま談笑を交えながらです。
ついに置いてかれてしまいました。
「おっさんに負けた。」
正直かなり落ち込みました。
曇天
故障はどうしようもないと分かっていても、焦りから走ってしまいます。
思い切って決断をしました。
ランニングをしない
ただし代わりに自転車に乗ります。
幸い自転車仲間は沢山いるのでワイワイしながらトレーニングできました。
金峰山くらいの山が心肺機能を保つにはちょうどいい刺激になるのです。
もし自転車をお持ちでなければ、水泳もおすすめです。 脚をケガしていても力を入れることなく運動機能を保てます。
高校時代の故障中は、よく市営のプールに通ったものです。
そんなこんなで7月は93キロでフィニッシュ。
平均ペースは5'55"
前半で稼いだ分、距離はそこまで減りませんでした。
7月は"走らない"を覚えたことが一番の収穫でした。
大学院入学試験に向けた勉強期間に入りました。
正直なところ、プレッシャーに押しつぶされそうな長く苦しい1ヶ月でした。
「院試なんて誰も落ちないけど、勉強しなかったら普通に落ちるよ」と超優秀な先輩方に言われ、震えながら勉強します。
試験のことを考え、なかなか寝付けない日々が続きました。 一日中勉強していても、どこか落ち着きません。
落ちたらどうしよう。
唯一の癒しは勉強する前のランニングでした。
試験に対するドキドキに、ランニングのドキドキが相対的に勝るので安心できるのです。
8月の前半こそ、「まだ試験まで一か月ある」と余裕ぶっこいて ランニングに勤しんでいましたが、 走りに行く度に、「お前が走っている間にも同級生は勉強しているぞ」と 囁かれるのです。
リラックスのためのランニングが、いつの間にか自分を一番追い込むものになっていました。
「ランニングしていて院試落ちました」
はシャレにならないと、その後 2週間走る気になりませんでした。
院試は無事に合格。
院試合格しました!
— ゆげ (@yu326k_ho) 2019年9月5日
さらにこの2週間で身体が完全に休まり、 ケガも治るという最高の展開。
8月の走行距離は51キロでした。
平均ペースは5'27"
勉強月間であり、療養月間でもありました。
僕も来年は「院試なんて誰も落ちないけど、勉強しなかったら普通に落ちるよ」と言おうと思います。
そうとなれば走り込みです。
バカなので怪我が治る度に追い込むのです。
ランニング再開勢には、2週間のブランクが重くのしかかります。
自転車とランのニ部練も取り入れてみたり。
第2回ハーフマラソンを敢行したり。
試行錯誤しながら運動量に注力した月でした。
9月は93キロでフィニッシュ。平均ペース5'06"
簡単に言うと、半年前くらいの本気が今のジョギング程度になったということです。
— ゆげ (@yu326k_ho) 2019年9月23日
順調です。
手探りは9月までで終わりです。
レースペースに拘ったランニングを開始します。
フルマラソンをサブスリーで走るには1キロあたり4分15秒で走らなければなりません。
高校のときは10キロいけたのにな。
理想的なペース。
2ヶ月前の本気がEペースになりつつある。
good
圧倒的成長
4分ペースを重ねていくうちに、セカンドウィンドが長く感じるようになりました。
ペースのゴリ押しが出来ないのがフルマラソン。
小細工無しでペース練習を積まなければなりません。
10月は102キロで終了。平均ペースは5'05"
距離は落とすことはあってもペースは段々と上がってきています。
さてレースを翌月に控える11月。
どのような状態で本番を迎えるのか。
サブスリー出すぞ。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
11月、12月、青島太平洋マラソンのレース本番までのレポートについては
「polcaにて支援頂いた方、限定で公開させて頂きたいと思っております。」
ゴールして旨いビールと地酒を飲みたいです!
是非!よろしくお願いします。↓